角膜は眼球の最前部にある黒目と呼ばれる透明な組織です。
角膜の病気としては円錐角膜・水疱性角膜症・細菌またはウイルス感染症・角膜白斑・角膜変性症・ジストロフィ・外傷など様々ですが、
このような病気や外傷で白く濁ってしまった角膜を透明な角膜と取り替える手術を角膜移植といいます。
■角膜が透明であれば、近視・遠視・乱視・老眼・そこひ・年 齢に関係なく献眼ができます。
■感染の恐れのある病気での死亡の場合は献眼出来ない場合があります。
角膜疾患のための視覚障害者は、1万9千人(平成18年度厚労省身体障害者実態調査)もおり、角膜移植を心待ちにしている人は全国に平成29年3月末で約2,000人です。
ドナー(角膜を提供する人)とレシピエント(角膜移植を待つ人)の架け橋の役目をするところです。レシピエントの手術が円滑に行われるよう眼球の提供をしてくださるドナーの登録を行っています。